にひるなにっき

気の向くままに、気の向かないままに。

ジークフリート 青い森

ねぶたの記事を書いていたら、なんだか"青い森"を食べたくなってきた。

青い森といっても、"青い森鉄道"のことではない。

もちろん"青い森公園"のことでもない。

 

青森駅ビルのラビナに入っている、ジークフリートさんの"青い森"だ。

お菓子だ。

 

東京から青森に帰る。

当時は、新青森駅まで新幹線は通っていなかった。

朝、上野から新幹線に乗り、終着の八戸で特急「スーパー白鳥」もしくは「つがる」に乗り換え、青森駅で下車する。

スーパー白鳥青森駅から青函連絡船を通って北海道の玄関口、函館までいくというのに、その手前の青森駅で降りるのはなんだかもったいない気もした記憶がある。

 

とにかく、青森駅で降りる。

すると、まず向かうのがラビナであった。

マツモトキヨシで東京から持ってき忘れたものを買い足したり、晩御飯のお惣菜を買ったりするのと同じように。

ジークフリートで青い森を買った。

東京に帰るときも、ラビナでお土産を買うと同時に青い森を買った。

もちろん自分で食べるためである。

ラビナ∋青い森である。

青い森は生ものなのであまり日が持たない。

東京から帰って数日もしないうちに食べて、また恋しくなる。

次に食べれるのはいつだろうか、と考えて、また食べれる日を待ち遠しく思う。

それからしばらくして、再び青森に帰る。

特急列車の中、途中の浅虫温泉あたりで、もうすぐ食べれる、という思いになる。

青森駅に着いて、ラビナに入り、ジークフリートへ向かう。

 

今でも青い森は大好物だし、これから何年も経っても、青い森は自分の大好物なんだろうなぁと思う。